ハリソンロゴ

みなさん、HALISON(ハリソン)のソックスはご存知でしょうか。

名前から海外のブランドのように思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、ハリソンは1925年に日本で創業された老舗のソックス専門メーカーです。
創業以来日本製を貫いており、ブルックス・ブラザーズやユナイテッドアローズ、エストネーション等に置かれているソックスのOEM生産を手がけるなど、業界でもその品質は折り紙つきです。

ハリソン靴下画像

その品質の高さから、メジャーなファッション誌で何度も特集が組まれています。
ざっとあげるだけでも下記のものがあります。

  • 『MEN’S EX 2016年12月号』(p.142)歩いた時にエレガンスが覗く クラシック柄ソックス
  • 『Gainer 2016年4月号』(p.60)さらに「さすが」と言わせる小技 遊びのあるソックスは上級者に許される嗜み
  • 『Free&Easy 2016年3月号』(p.53)男の持ち物44の基準 No.11 SOCKS 靴に合わせてソックスをコーディネートする
  • 『MEN’S CLUB 2014年5月号』(p.195)たかがソックス、されどソックス!
  • 『Begin 2014年4月号』(p.155)ソックスの歴史的傑作モデル13選<日本におけるアイビーソックスの祖>
  • 『モノマガジン 2013年11月号』(p.160)おしゃれは靴下から!

本記事では、そんなハリソンのこだわりのソックスについて解説していきたいと思います!

  1. ハリソンの靴下の魅力とは?
  2. ハリソンの靴下のコーディネート
  3. ハリソンのおすすめアイテムは?

ハリソンの靴下の魅力とは?

ハリソンの靴下の魅力は、そのあくなき靴下づくりへのこだわりにあります。
ハリソンが凄いところは、伝統を継承しながらも常に最先端を追求しているところです。

例えば、靴下のつま先部分の縫製。

ハリソン靴下つま先画像

靴下は、丸編み機で編み立てた段階では筒状になっており、つま先が開いた状態になっています。
それを、裏側から縫い合わせて靴下のかたちにするのですが、多くは「ロッソ」と呼ばれる機械で縫い合わせるのが主流です。

ロッソは大量生産に向いているのですが、つま先に余分な縫い目ができてしまいます。
余分な縫い目は、足先の不快なごろつきを生む原因になります。

一方、高級ソックスはロッソ縫いではなく、リンキングと呼ばれる工程を施します。
その工程を手作業で行うハンドリンキングが高級ソックスの証と言われたりするのですが、どうしても生産に時間がかかってしまうのがネックでした。

そこで、ハリソンはMATEC社の最新式リブ編み機を使用することで、そうしたハンドリンキングを超えるごろつきのないつま先を実現させたのです。
「高級ソックスといえばハンドリンキング」という常識に捉われない、ハリソンのモノづくりへの姿勢があらわれていると思います。


ハリソンの靴下のコーディネート

続いてハリソンを使ったコーディネートを見ていきましょう。

ハリソンのソックスはかっちりとしたスーツスタイルによく合いますが、合わせるシューズによって印象がすごく変わります。
ハリソンの靴下を履かれている方は、シューズにもこだわりのある方が多いように思います。

スーツ・ジャケパンスタイルのコーディネート

グレンチェックのパンツにあわせて

グレンチェックのパンツに同系色のグレーのソックスをあわせて。
シューズはサンクリスピンのクラシックなストレートチップ。色合いが素敵です。

ネイビー×ブラウンの組み合わせ

ネイビーが綺麗なスラックスにハリソンのリブソックスをあわせて。
足元はオールデンのタッセルローファー。ネイビー×ブラウンの色合わせは鉄板。

ウールパンツ×ウールロングホーズ

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ウールパンツを太めのダブルにして、ハリソンのウールロングホーズをあわせて。
足元の明るいブラウンのウィングチップもよく磨かれていて、丁寧に履かれていることがわかります。

ネイビースーツ×ブラックのストレートチップ

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オーセンティックな黒のストレートチップにチラ見えするハリソンのリブソックス。
パンツを丈短めダブルで履く時はやはりソックスにこだわりたいですよね。

黒のロングホーズ×エドワードグリーン

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丁寧に手入れされたエドワードグリーンのUチップ。
ソックスはシューズの色とあわせて黒のロングホーズ。こだわりを感じさせる足元です。

ハリソンのおすすめアイテムは?

ハリソンのおすすめアイテムは、やはりハリソンのこだわりが凝縮されたロングホーズです。

ハリソンの代名詞といえばアーガイルソックスと言われるのですが、近年「ハリソンといえばロングホーズ」という声もよく耳にするようになりました。

一般的なレギュラーソックスは、脛のあたりまでの長さが多いと思います。
それに比べて、ロングホーズは膝裏の下まで丈のあるハイソックス型の靴下を指します。
ちなみにホーズの語源はオランダ語のホースから来ています(水をまいたりするときのホースです)。
靴下の円筒形がホースに似ていたためで、その長いものがロングホーズです。

脚を組んだりするとパンツの裾がめくれ上がって、脛の地肌が見えてしまうことってありますよね。
でもロングホースならそういう脛の露出は起こりません。
クラシックスーツを着ているとき、決して脛を見せていけないというのが西洋のスーツスタイルのマナー。
それゆえ、正装といえばロングホーズとされています。

では、いくつかハリソンのアイテムをご紹介します。

ウール100% リブホーズ クラシックリンキング 25-26cm

こちらはウール100%の正統派リブ編みロングホーズで、ドレッシーな薄手タイプです。

  • カラー:ブラウン・ブラック・チャコール・ネイビー
  • 素材:ファインメリノ

スーピマ リブホーズ クラシックリンキング 25-26cm

ハリソンといえばやはりスーピマコットンのロングホーズが根強い人気があります。
スーピマとは高級な(Superior)ピマ種コットン(Pima)の略で、やわらかな肌ざわりと上品な光沢感が特徴です。

  • カラー:ブラウン・ブラック・チャコール・ネイビー・ボルドー
  • 素材:コットン(スーピマシルケット) ナイロン

エジプト綿 ワイドリブ ロングホーズソックス 25-26cm

スーピマと並んで人気なのがこちらのエジプト綿のタイプ。
エジプト綿もスーピマ綿と並ぶ高級綿です。
こちらもやわらかな肌ざわりと適度なフィット感が素晴らしいアイテムです。

  • カラー:ブラウン・ブラック・チャコール・ネイビー・ライトブラウン
  • 素材:コットン(エジプト綿シルケット) ナイロン

エジプト綿 ワイドリブソックス 25-26cm

もちろんロングホーズタイプだけでなく、オーソドックスな長さのタイプもあります。

  • カラー:ラック・チャコール・ネイビー
  • 素材:コットン(エジプト綿シルケット) ナイロン

さいごに

いかがでしたでしょうか。

ハリソンのソックスへのこだわり、少しでも伝わっていれば幸いです。
本格志向の方、ぜひ一度ハリソンのソックスを試してみてはいかがでしょうか。

また、今回は25-26cmのサイズを中心に紹介しましたが、ハリソンは23-24cm、27-28cmのサイズも作っています。
足が小さめの方、大きめの方はぜひ下記一覧からも探してみていただければと思います。

ハリソンの上質なソックス、検討してみてください。

https://sockma.jp/wp-content/uploads/2017/02/halison1-1024x1024.jpghttps://sockma.jp/wp-content/uploads/2017/02/halison1-150x150.jpgソックマ編集部ブランドメンズソックスみなさん、HALISON(ハリソン)のソックスはご存知でしょうか。 名前から海外のブランドのように思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、ハリソンは1925年に日本で創業された老舗のソックス専門メーカーです。 創業以来日本製を貫いており、ブルックス・ブラザーズやユナイテッドアローズ、エストネーション等に置かれているソックスのOEM生産を手がけるなど、業界でもその品質は折り紙つきです。 amazon その品質の高さから、メジャーなファッション誌で何度も特集が組まれています。 ざっとあげるだけでも下記のものがあります。 『MEN'S EX 2016年12月号』(p.142)歩いた時にエレガンスが覗く クラシック柄ソックス 『Gainer 2016年4月号』(p.60)さらに「さすが」と言わせる小技 遊びのあるソックスは上級者に許される嗜み 『Free&Easy 2016年3月号』(p.53)男の持ち物44の基準 No.11 SOCKS 靴に合わせてソックスをコーディネートする 『MEN'S CLUB 2014年5月号』(p.195)たかがソックス、されどソックス! 『Begin 2014年4月号』(p.155)ソックスの歴史的傑作モデル13選<日本におけるアイビーソックスの祖> 『モノマガジン 2013年11月号』(p.160)おしゃれは靴下から! 本記事では、そんなハリソンのこだわりのソックスについて解説していきたいと思います! ハリソンの靴下の魅力とは? ハリソンの靴下のコーディネート ハリソンのおすすめアイテムは? ハリソンの靴下の魅力とは? ハリソンの靴下の魅力は、そのあくなき靴下づくりへのこだわりにあります。 ハリソンが凄いところは、伝統を継承しながらも常に最先端を追求しているところです。 例えば、靴下のつま先部分の縫製。 amazon 靴下は、丸編み機で編み立てた段階では筒状になっており、つま先が開いた状態になっています。 それを、裏側から縫い合わせて靴下のかたちにするのですが、多くは「ロッソ」と呼ばれる機械で縫い合わせるのが主流です。 ロッソは大量生産に向いているのですが、つま先に余分な縫い目ができてしまいます。 余分な縫い目は、足先の不快なごろつきを生む原因になります。 一方、高級ソックスはロッソ縫いではなく、リンキングと呼ばれる工程を施します。 その工程を手作業で行うハンドリンキングが高級ソックスの証と言われたりするのですが、どうしても生産に時間がかかってしまうのがネックでした。 そこで、ハリソンはMATEC社の最新式リブ編み機を使用することで、そうしたハンドリンキングを超えるごろつきのないつま先を実現させたのです。 「高級ソックスといえばハンドリンキング」という常識に捉われない、ハリソンのモノづくりへの姿勢があらわれていると思います。 ハリソンの靴下のコーディネート 続いてハリソンを使ったコーディネートを見ていきましょう。 ハリソンのソックスはかっちりとしたスーツスタイルによく合いますが、合わせるシューズによって印象がすごく変わります。 ハリソンの靴下を履かれている方は、シューズにもこだわりのある方が多いように思います。 スーツ・ジャケパンスタイルのコーディネート グレンチェックのパンツにあわせて 今思えばフスコのタイ、まだ連絡ないな…。#ベルウィッチ #ハリソン #サンクリスピン pic.twitter.com/aKSJpk5gRv— ぴょこたん。 (@pyokotan2010) 2016年9月10日 グレンチェックのパンツに同系色のグレーのソックスをあわせて。 シューズはサンクリスピンのクラシックなストレートチップ。色合いが素敵です。 ネイビー×ブラウンの組み合わせ インスタリベンジ!#色落ちスラックス#ハリソン#オールデン#タッセル#コードバン pic.twitter.com/1OEdyNh1Hd— 鳥 の 巣 (@otousandori) 2015年5月27日 ネイビーが綺麗なスラックスにハリソンのリブソックスをあわせて。 足元はオールデンのタッセルローファー。ネイビー×ブラウンの色合わせは鉄板。 ウールパンツ×ウールロングホーズ @nyaatannがシェアした投稿 - 2017 2月 7 2:06午前 PST ウールパンツを太めのダブルにして、ハリソンのウールロングホーズをあわせて。 足元の明るいブラウンのウィングチップもよく磨かれていて、丁寧に履かれていることがわかります。 ネイビースーツ×ブラックのストレートチップ @0817ttttがシェアした投稿 - 2017 8月 8 3:51午後 PDT オーセンティックな黒のストレートチップにチラ見えするハリソンのリブソックス。 パンツを丈短めダブルで履く時はやはりソックスにこだわりたいですよね。 黒のロングホーズ×エドワードグリーン K to Sさん(@ss22266ss)がシェアした投稿 - ...靴下のことはなんでも。ソックマ!